オーストラリア、ウクライナに装甲兵員輸送車20台を供与

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ウクライナに供与される20台のうち最初の3台が輸送機に積み込まれる=豪クイーンズランド州アンバレー空軍基地/Australian Department of Defense

ウクライナに供与される20台のうち最初の3台が輸送機に積み込まれる=豪クイーンズランド州アンバレー空軍基地/Australian Department of Defense

(CNN) オーストラリアのモリソン首相は7日、同国製の装甲兵員輸送車「ブッシュマスター」20台をウクライナに送る方針を明らかにした。

この車両は仏タレス社のオーストラリア子会社が製造したもので、オリーブグリーンに塗装された車体の側面にはウクライナ国旗が描かれている。車体に刷られた「United With Ukraine(ウクライナと団結)」の文字も見える。

今回送られるブッシュマスターのうち2台は、赤十字の標章を付けた救急車仕様のモデルとなる。

ウクライナに向けて装甲兵員輸送車が積まれる=豪クイーンズランド州アンバレー空軍基地/Australian Department of Defense
ウクライナに向けて装甲兵員輸送車が積まれる=豪クイーンズランド州アンバレー空軍基地/Australian Department of Defense

ウクライナのゼレンスキー大統領はオーストラリア議会で3月31日に行った演説で、ブッシュマスターの供与を特に要望していた。

モリソン氏の事務所は声明で、ブッシュマスターについて、近接戦闘で降車するまで兵士らを戦闘地域に安全に輸送する目的で国内製造されたと指摘。「地雷や即席爆発装置(IED)、砲弾の破片、小火器による攻撃からウクライナ軍の要員や民間人を守るのに適している」と説明した。

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