仏ウクライナ首脳が会談、ロシアは緊張緩和に冷や水

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キエフに到着したフランスのマクロン大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領(左)=8日/Ukrainian Presidential Press Office/AP

キエフに到着したフランスのマクロン大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領(左)=8日/Ukrainian Presidential Press Office/AP

また、プーチン氏がウクライナとロシアの間で2015年に調印されたミンスク合意の尊重を約束したことも明らかにした。この合意はロシアによるクリミア半島併合とウクライナ東部紛争の発生後に調印されたものだが、両国に安定した平和が訪れるには至っていない。

プーチン氏はマクロン氏との7日の共同会見で、ゼレンスキー氏にはミンスク合意を履行する必要があると明言。ウクライナを女性に見立てた下品な言い回しでゼレンスキー氏に履行を迫った。

ゼレンスキー氏は最近、ミンスク合意に関し、1点たりとも賛成できないと述べていた。同合意はウクライナに対しロシアの支援を受ける分離主義地域2つへの自治権付与を求める内容で、批判派からはロシアにウクライナ政治への影響力を与えかねないとの声が出ている。

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