ギリシャで47度超、欧州南部で続く記録的猛暑 山火事多発で大気汚染も悪化

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消火活動を行う消防士=7月29日、トルコ/ILYAS AKENGIN/AFP/Getty Images

消火活動を行う消防士=7月29日、トルコ/ILYAS AKENGIN/AFP/Getty Images

コス島やエビア島、ペロポネソス半島でも大規模な火災が発生し、一部の住民が避難を強いられている。

ニコス・ハルダリアス市民保護担当副大臣は3日、ここ数日は過去40年で最悪級の熱波が続いていると語った。

4日の記者会見でハルダリアス副大臣は、これまでのところ住宅76棟と事業所27棟が深刻な被害を受けたと推定されると説明した。バシリス・キキリアス保健相によれば、70人以上が呼吸器系の問題のため病院に搬送されたという。

欧州委員会は、被災国の消火活動支援に24時間態勢で取り組んでいると述べた。4日には消防機2機がフランスからイタリアの火災現場に派遣され、キプロスの消防機2機はギリシャ支援にあたっている。

オランダとチェコ共和国はアルバニアにヘリコプターを派遣。スロベニアは北マケドニアに消防士45人を派遣した。

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