欧州南部の各地で山火事、サルデーニャ島は「前例ない災害」
ソリナス知事はイタリアのドラギ首相に対し、被災地への経済支援を要請。ドラギ氏は政府が状況を注視していると述べ、救助関係者への「全面的な連帯」を表明した。
ギリシャやスペインも熱波による山火事への対応に苦慮している。
ギリシャでは25日から26日にかけて複数の山火事が発生し、鎮火のため700人以上の消防士が展開した。
スペインでは北東部カタルーニャ地方が火災に見舞われ、コンカ・デ・バルベラやアノイアで1700ヘクタール以上が焼失した。ただし消防隊95人、軍要員280人、航空機6機からなるチームが対応に当たった結果、26日時点で90%が制御された。