ジョンソン英首相、コロナ死者軽視の発言か メディアが一斉批判

英国のジョンソン首相。新型コロナウイルス感染症をめぐる発言に関してメディアから批判の声があがった/Ian Forsyth/Pool/AFP/Getty Images

英国のジョンソン首相。新型コロナウイルス感染症をめぐる発言に関してメディアから批判の声があがった/Ian Forsyth/Pool/AFP/Getty Images

ロンドン(CNN Business) ジョンソン英首相が昨年、新型コロナウイルス感染症で多くの死者が出ている状況を軽視する発言をしていたと報じられ、国内メディアから批判を浴びている。

批判の声は保守系かリベラル系かを問わず、各紙から一斉に上がった。

発言を最初に報じたのは、ジョンソン氏が率いる与党・保守党を支持してきた大衆紙デイリー・メールだ。記事によると、同氏は昨年10月、感染対策のロックダウン(都市封鎖)措置を繰り返すくらいなら、「数千人の遺体が積み上がる」ほうがましだと語ったとされる。

ジョンソン氏は26日、この報道を「あり得ない」と一蹴(いっしゅう)したと伝えられた。ところがこれに対して、各紙が一斉に反論。リベラル系の高級紙ガーディアンと、民放ITVはともに匿名の情報筋の話として、記事の内容を確認した。

さらに中立性を掲げる公共放送BBCも、事情に詳しい関係者らの話として、ジョンソン氏の発言は事実だったと伝えた。CNNは発言の真偽を独自に確認していない。

ジョンソン氏はかねて記者らと言い争う場面が伝えられてきた。だが今回、BBCやITVまでが同氏を真っ向から批判していることは注目に値すると、専門家らは指摘する。

英国では来週、地方議会選挙が予定されている。メディアの総攻撃を受けるジョンソン氏の保守党が、どこまで議席を確保できるかが注目される。

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