感染力強い英国型変異株、新規感染の9割近く占める ドイツ

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ドイツ・ハンブルグの空港で試行中のドライブスルー型の新型コロナ検査=3月31日/Daniel Bockwoldt/picture alliance/Getty Images

ドイツ・ハンブルグの空港で試行中のドライブスルー型の新型コロナ検査=3月31日/Daniel Bockwoldt/picture alliance/Getty Images

(CNN) ドイツで新型コロナウイルスの新規感染者の9割近くから、英国で最初に確認された変異株「B.1.1.7」が検出されたことがわかった。

ドイツの国立感染症研究機関「ロベルト・コッホ研究所(RKI)」が3月31日夜に公表した報告書によると、3月22~28日に行われた検査では、新規感染者の88%がこの変異株によるものだった。

報告書は「B.1.1.7は他の変異株より感染力が強いため憂慮すべき状況だ」と述べた。

また、B.1.1.7の割合の高さから、新規感染者数の増加が「減速する見込みはない」とし、入院も増え続けるだろうとの見方を示している。

RKIのデータによると、4月1日には新規感染が2万4300件に上り、前週の同じ曜日に比べて1643件増えた。7日間の10万人当たりの新規感染者数は134人と、4週間前から倍増している。

過去24時間以内に201人が死亡し、これまでの死者数は7万6543人となっている。

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