世界の女性の3人に1人、暴力受けた経験 WHO

国際女性デーに行われたデモに参加し、犠牲者を弔うためろうそくに火をともす女性=8日、メキシコ・メキシコ市/Medios y Media/Getty Images

国際女性デーに行われたデモに参加し、犠牲者を弔うためろうそくに火をともす女性=8日、メキシコ・メキシコ市/Medios y Media/Getty Images

(CNN) 世界保健機関(WHO)は、世界の女性の3人に1人がこれまでの人生で身体的または性的な暴力の被害を受けたことがあるとする推計を発表した。

今回の新たな報告が依拠したデータは、これまでWHOが行った女性への暴力に関する調査で最大の規模となる。

WHOは声明で「約7億3600万人の女性が、親しいパートナーからの身体的もしくは性的な暴力、あるいはパートナーではない相手からの性的暴力を受けている。この数字は過去10年間でほとんど変動していない」と述べた。

最も多いのは親しいパートナーからの暴力で、世界で約6億4100万人が被害を受けている。とりわけ若年層のリスクが高い状態が続いており、15~24歳の女性の4人に1人がそうした暴力にさらされているとWHOは指摘する。

報告では地域ごとの経済力の差が重要な要因になっていることも明らかになった。最も貧しい国々に住む女性のうち、親しいパートナーから身体的・性的暴力を受けたことがあるとする女性の割合は37%前後。国によっては2人に1人がそうした暴力を経験しているケースもあった。

地域別ではオセアニア、南アジア、サハラ砂漠以南のアフリカでの割合が最も高く、欧州が最低だった。

WHOのテドロス事務局長は「女性に対する暴力はあらゆる国や文化に蔓延(まんえん)し、多くの女性とその家族を傷つけている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が状況を悪化させてもいる」と述べた。

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