プーチン氏に終身の刑事免責を付与か、議員が法案提出 ロシア

ロシアの議員グループが、プーチン氏に終身の刑事免責を付与する法案を提出した/MIKHAIL KLIMENTYEV/AFP/Sputnik/AFP via Getty Images

ロシアの議員グループが、プーチン氏に終身の刑事免責を付与する法案を提出した/MIKHAIL KLIMENTYEV/AFP/Sputnik/AFP via Getty Images

モスクワ(CNN) ロシア議会の議員グループが、大統領経験者に生涯にわたり刑事訴追からの免責を付与する法案を提出したことが分かった。国営タス通信が5日に伝えた。

法案が成立すれば、現職のプーチン大統領が退任を決断した場合に、訴追免責が与えられることになる。

ロシアの現行法上、大統領は在任中に犯した罪につき免責が認められる。今回の法改正には、この免責を任期終了後にも拡大して、大統領が生涯に犯した罪につき免責を適用する狙いがある。

法案を提出した議員グループは今年、プーチン氏が提案した憲法改正案を審議していた。

グループの共同責任者を務めるアンドレイ・クリシャス上院議員はタス通信に対し、「大統領経験者は任期が終わった後も、大統領権限を執行する際に付与されていたのと同等の保護と法的保障を受ける権利を有する」と指摘した。

法案の目的については「元国家元首に対する不当な訴追からの免責を保証し、公的権限の一般的な体系の中における元元首の重要性を認識する」ためとしている。

法案は今後、議会下院で3回の読会、上院で1回の審議を経る必要がある。その後はプーチン氏の署名によって成立する。

プーチン氏は2000年に大統領に就任した際、エリツィン元大統領に免責を付与する文書などに真っ先に署名した。エリツィン氏は同年辞任し、プーチン氏を後継者に選出していた。

プーチン氏は先週、大統領経験者に上院での終身議席を与える改憲法案を提出。自身の引退に向けた計画ではないかとの臆測が広がっている。プーチン氏は今夏に承認された改憲により、2036年まで政権にとどまる選択肢を手にしている。

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