3歳女児、65時間ぶり救出 地震で倒壊のビルから トルコ

トルコ・イスタンブール(CNN) 10月30日のエーゲ海地震に襲われたトルコ西部イズミルで、倒壊した集合住宅ビルのがれきの中に閉じ込められていた3歳の女の子が2日午前、約65時間ぶりに救出された。トルコ国営アナトリア通信が伝えた。

当局によると、救出されたのはエリフ・ペリンチェックさん。毛布にくるまれ、泥まみれの姿でがれきの中から助け出されると、懸命の救助活動を続けていた捜索隊から拍手がわき起こった。

救出した消防士によると、エリフさんは無事に助け出されるまで、消防士の手をしっかりつかんでいたという。

自宅で被災したエリフさんは、ベッドとドレッサーの間の空間に閉じ込められていたらしい。「私は仰向けに倒れていた女の子を見つけて抱き上げ、顔の埃(ほこり)を払い落とした。女の子は私の指をしっかりつかんで救急車に行くまで離さなかった」と消防士は話している。

トルコ保健相によると、エリフさんの母親など3人も先に救出されていたが、兄弟姉妹の1人は亡くなった。

エリフさんは病院に運ばれて集中治療室で手当てを受けている。重い骨折や挫傷などは負っておらず、容体は良好だという。

トルコではこれに先立ち、14歳のイディル・シリンさんも倒壊したビルのがれきの中から約58時間ぶりに救出されていた。

シリンさんががれきの中から姿を現すと、救助隊や見物人から歓声が上がった。シリンさんはその場で応急手当てを受け、近くの病院に運ばれた。

マグニチュード(M)7.0の地震は10月30日にエーゲ海で発生。トルコとギリシャで少なくとも91人が死亡、994人が負傷している。

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