大統領と首相を軍が拘束、クーデターか アフリカ西部マリ

大統領と首相を軍が拘束 マリ

(CNN) アフリカ連合のムーサ・ファキ・マハマト委員長は18日、アフリカ西部マリのケイタ大統領(75)とシセ首相が軍に拘束されたと伝えた。クーデターの疑いがあるとしている。

マハマット委員長は、「ケイタ大統領や首相などマリ政府関係者の逮捕を強く非難し、即時釈放を要求する」とツイートした。

マリのシセ首相は同日フェイスブックに掲載した声明で、軍に対して武力行使をやめ、対話に応じるよう呼びかけていた。この声明を投稿した後に拘束されたと思われる。

首都バマコではこの日、独立記念碑の前に大勢の人が集まった。市内で撮影された映像には、バイクに乗ったデモ隊がクーデターを伝えるニュースに歓声を上げたり、一部の野党支持者がマリ国旗と南アフリカの楽器ブブゼラで歓迎したりする様子が映っている。

大統領公邸前にも千人以上が詰めかけたが、兵士によって阻まれている。一方、近くにあるケイタ大統領の息子、カリム・ケイタ氏の自宅にはデモ隊が乱入して略奪を行った。家の中は無人だった。カリム氏は、暴動が激化して大統領の辞任を求める声が強まる中で、7月に議会国防委員会委員長の職を退いていた。

マリの司法相が保有する建物も略奪され、放火された。

外交関係者がCNNに明らかにしたところによると、マリではこの日、大統領らの拘束に先立ち、首都郊外カティにある軍の拠点でクーデター未遂があったと伝えられていた。この拠点では2012年にも軍事クーデターが起きていた。

マリでは5月以来、ケイタ大統領に対する国民の批判が高まっていた。これは、議会選挙の結果が憲法裁判所によって覆され、空白だった議席の大部分をケイタ大統領の政党が確保したことがきっかけだった。

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