高層ビルから椅子投げ落とす、20歳女が実刑免れる カナダ

判決を言い渡された後、弁護士の事務所を離れるマルセラ・ゾイア被告/Rick Madonik/Toronto Star via Getty Images

判決を言い渡された後、弁護士の事務所を離れるマルセラ・ゾイア被告/Rick Madonik/Toronto Star via Getty Images

(CNN) カナダの裁判所は23日までに、トロント中心部の高層ビルのバルコニーから高速道路に椅子を投げ落とした20歳の女性被告に対し、罰金や保護観察を言い渡した。実刑は免れた形となった。

マルセラ・ゾイア被告は昨年、椅子を投げ落とす様子をとらえた動画が拡散。この事件にカナダ国内でメディアの注目が集まっていた。

ゾイア被告は今回、2000カナダドル(約15万円)の罰金、2年間の保護観察、計150時間の地域奉仕を命じられたものの、刑務所での服役は免れた。

裁判所の報道官によると、ゾイア被告は場合によっては、ソーシャルメディアの適切な使用に関するカウンセリングを義務付けられる可能性もある。保護観察の一環で、知人2人との接触ややり取りも禁じられる。

ゾイア被告は昨年11月、他人の命を危険にさらした罪を認めていた。問題の動画には、当時19歳の被告がトロントの高速道路に椅子を投げ落とす場面が映っており、「グッドモーニング」との字幕も添えられている。

CNN系列局のCTVニュースによると、判事はゾイア被告について「非常に危険な行動に及んだ」と指摘。「自己中心的な行動であり、悲惨な結果につながる可能性もあった。死傷者が出なかったのは単に運が良かったからに過ぎない」と述べた。

そのうえで、被告が若年であることなどを考慮した結果、処罰は罰金と地域奉仕で十分との判断に至ったとした。

一方、トロントのジョン・トーリー市長は地元メディアで判決を批判。「彼女自身や他の人々にメッセージを送るためにも刑務所で服役すべきだった」との見方を示した。

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