「ネット中毒治療施設」で子どもを10日間監禁、男4人に実刑 中国

ネット中毒治療施設で子どもを10日間監禁した男4人に実刑判決が下された/VCG/Visual China Group/Visual China Group via Getty Ima

ネット中毒治療施設で子どもを10日間監禁した男4人に実刑判決が下された/VCG/Visual China Group/Visual China Group via Getty Ima

(CNN) 中国の裁判所は7日、同国南東部で「インターネット中毒の治療施設」と称する施設を運営していた男4人に対し、子どもたちを最大10日間にわたり独居室に監禁したとして実刑判決を言い渡した。

中国では若者のネット使用時間をめぐる懸念が高まり、この10年で各地にブートキャンプ(新兵訓練)形式の依存症治療施設が開設した。

広範な検閲や政府による厳格な統制にもかかわらず、中国は世界最大規模のネットユーザーを抱える。ネットにアクセスできる人は8億5000万人以上に上り、ユーザーのうち約2億人は15~35歳となっている。

中国当局が2008年にネット中毒を正式に精神障害と認定したことを受け、治療施設はブームの様相を呈していたが、否定的な報道や体罰の疑惑が相次ぎ、近年は懸念も高まっている。

国営メディアの報道によると、河南省鄭州市では14年、19歳の女性が治療施設の教官に繰り返し殴られ、死亡する事件が発生した。複数の施設で電気ショック療法が使われているとの報道もある。

法廷文書によると、有罪となった男4人は、江西省の施設で若者12人を最大10日間にわたり独居室に閉じ込めたとして、違法監禁の罪に問われていた。被害者のうち11人は当時18歳以下だった。

4人に言い渡された刑期はそれぞれ約3年、2年7カ月、1年10カ月、11カ月。

この施設については17年から報道が出ていた。国営メディアによると、10代の参加者の「道徳心を養う」と称して厳しい体罰を用いた疑惑が持ち上がり、地元政府が調査に乗り出す事態となった。

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