「美的」グループ創業者の何氏、自宅で拉致未遂か

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自宅で襲われ、数時間にわたり人質になったという美的グループ創業者の何享健氏/Chen gang/Imaginechina/Chen gang  - Imaginechina

自宅で襲われ、数時間にわたり人質になったという美的グループ創業者の何享健氏/Chen gang/Imaginechina/Chen gang - Imaginechina

香港(CNN) 中国の家電大手、美的(ミデア)グループの創業者で、同国有数の富豪として知られる何享健(ホーシアンジェン)氏(77)が自宅で襲われ、家族とともに数時間にわたって人質になったことが分かった。

中国の国営メディアによると、14日午後5時半ごろ、広東省仏山市にある邸宅に何者かが侵入したと警察に通報があった。

何氏の息子が脱出して近くの川を泳いで渡り、当局に助けを求めたとも報じられている。

警察が現場に出動し、犯行グループの5人が逮捕された。けが人は出なかったという。

警察は被害者が「何」という姓だったとだけ発表し、詳細を確認していないが、美的グループは警察に謝意を示す声明を出した。

中国の経済紙、証券時報が電話での通報内容として伝えたところによると、犯行グループは爆発物を持っていた可能性があるという。

何氏は米経済誌フォーブスの長者番付で世界45位に位置し、保有資産額は240億ドル(約2.6兆円)超とされている。

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