極めて希少な白キリンの親子、死骸で発見 密猟の犠牲か ケニア

ケニアに生息していた白キリン2頭の死骸が、白骨化した状態で見つかった/Guardian News/YouTube

ケニアに生息していた白キリン2頭の死骸が、白骨化した状態で見つかった/Guardian News/YouTube

(CNN) ケニアの自然保護区に生息していた極めて希少な白キリン2頭の死骸が、白骨化した状態で見つかった。イシャクビニ保護区が10日に発表した。

死んでいたのは母キリンと子どものキリンで、密猟者に殺されたとみられる。2頭はしばらく前から姿を見せなくなり、ケニアの自然保護当局が保護区入りして調べていた。

白骨化した死骸の状態から、死んだのは4カ月以上前だったと当局者は推定している。

保護区の管理責任者は、「とても悲しい日になった。我々は、白キリンを守ってきた世界で唯一のコミュニティーだった」と嘆き、2頭が殺されたことを「希少種を守るために多大な力を入れてきた対策に対する打撃」と位置付ける。

これで残る白キリンはオスの1頭だけになった。

事件については自然保護当局が捜査を続けている。

全身真っ白なキリンの親子は2017年に初めて発見されて注目の的になった。続いてもう1頭の子どもが生まれ、保護区内に生息する3頭の白キリンは世界中の旅行者の関心をかき立てていた。

観光客は白キリンを見るために押し寄せ、ユーチューブに投稿された動画は100万回以上も再生された。各国のメディアも特集を組んで取り上げた。

  
      

白い色は、皮膚の細胞が色素を作ることのできない遺伝性の「白変種」という現象によると思われる。

アルビノと違って、白変種の動物は軟組織では色素を作ることができるため、キリンたちの目は褐色をしていた。

白いキリンは2016年1月にタンザニアのタランガー国立公園でも目撃されている。このキリンがどうなったのかは、現時点で分かっていない。

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