スリランカ大統領選、ラジャパクサ氏が勝利 テロ以降初の選挙戦制す

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4月の連続爆発事件後初となる大統領選で勝利したゴタバヤ・ラジャパクサ氏/ISHARA S. KODIKARA/AFP/AFP via Getty Images

4月の連続爆発事件後初となる大統領選で勝利したゴタバヤ・ラジャパクサ氏/ISHARA S. KODIKARA/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) スリランカで行われた大統領選は17日、元国防次官のゴタバヤ・ラジャパクサ氏が得票率52.2%で勝利した。選管が明らかにした。

現職のシリセナ大統領の任期満了に伴う今回の大統領選には、過去最多となる35人が立候補した。ラジャパクサ氏の主要な対立候補だったサジット・プレマダサ氏は得票率41.99%で敗北を認めた。

スリランカでは今年4月、教会やホテルを標的とした連続爆発事件が起き、少なくとも290人が死亡、数百人が負傷した。これにより成長しつつあった観光産業は大打撃を受け、民族や宗教に根差した激しい対立も再燃することになった。

事件以来初の大統領選を制したラジャパクサ氏は、マヒンダ・ラジャパクサ前大統領の実弟。現在議会で野党勢力を率いるマヒンダ氏は、2020年の議会選挙の際に首相の座を目指すとみられている。

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