マリで軍拠点に襲撃、兵士ら54人が死亡 政府は「テロ攻撃」

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基地の警備にあたるマリ軍兵士/ALAIN JOCARD/AFP/Getty Images

基地の警備にあたるマリ軍兵士/ALAIN JOCARD/AFP/Getty Images

(CNN) アフリカ西部マリの政府によると、同国北東部にある軍の拠点が1日に襲撃を受け、少なくとも兵士53人と民間人1人が死亡した。

現場に駆け付けた救助隊が遺体と10人の生存者を発見した。事態はすでに収拾され、死者の身元確認作業が進められているという。

政府はテロ攻撃との見方を示した。今のところ犯行声明は出ていない。

マリでは2012年、イスラム過激派の武装集団が北部から中部にかけて勢力を拡大。今も分離独立主義勢力や国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力が軍拠点を狙う攻撃が後を絶たない。9月には中部で複数の軍拠点が襲われ、38人の死者が出ていた。

マリ政府軍の訓練に当たっている欧州連合(EU)は、11日の襲撃で亡くなった兵士の遺族らに弔意を表し、支援継続を改めて表明した。

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