女性が遺体で発見、首に2.4メートルのヘビ巻き付く 米インディアナ州
(CNN) 米インディアナ州オックスフォードにある民家で、体長2.4メートルのヘビが首に巻き付いた状態で女性が死亡しているのが見つかった。インディアナ州警察が明らかにした。
女性の首に巻き付いていたのは東南アジアに生息するアミメニシキヘビで、世界最長のヘビとされている。
死亡していたのはローラ・ハーストさん(36)。10月30日夜、意識を失って倒れているところを発見され、通報を受けて駆け付けた救急隊が蘇生を試みたが、意識は戻らなかった。
警察によると、この住宅には140匹のヘビがいて、うち約20匹はハーストさんのものだった。ハーストさんは1週間に2回ほど、この場所を訪れていたという。
住宅の登記上の所有者はベントン郡のドナルド・マンソン保安官だった。CNNは31日、マンソン氏に電話でコメントを求めたが返答はなかった。
一方、地元紙の取材に対してマンソン氏は、ハーストさんの死を「悲惨な事故」と形容、当局の捜査などには全面的に協力すると話している。
警察によると、この住宅はヘビの飼育施設として改修されており、人は住んでいなかった。ハーストさんは自分のヘビたちの様子を見に行ったと思われる。
警察は、ハーストさんの死にヘビが関係した可能性があるとみて、11月1日に検視を行って死因を調べる。