電動キックスケーターで初の事例か、男性が車にひかれて死亡 パリ

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パリ市内で電動キックスケーターに乗っていた男性が車にひかれて死亡した/CHRISTOPHE ARCHAMBAULT/AFP/Getty Images

パリ市内で電動キックスケーターに乗っていた男性が車にひかれて死亡した/CHRISTOPHE ARCHAMBAULT/AFP/Getty Images

(CNN) パリ当局者らによると、同市内で10日、電動式のキックスケーターに乗っていた男性がトラックにひかれて死亡した。市当局とパリ警視庁も確認した。仏AFP通信によると、事故は市北部のグット・ドール地区で発生した。電動キックスケーターがかかわる死亡事故は市内で初めてとされる。

同通信はトラックの運転手が拘束され、検察は過失致死事件として捜査していると伝えた。

パリでは電動キックスケーターが登場からわずか1年で2万台近くまで増加。すでにシェアリングサービスの企業12社が進出し、市当局によると2020年までには4万台に増えることが予想される。急激な普及に法的規制が追いつかず、大きな問題になっている。

イダルゴ市長は先週、電動キックスケーターの「無政府」状態に終止符を打つ時だとして、7月以降は公園や庭園を走ったり歩道に止めたりすることを禁止し、時速20キロの速度制限を設けると発表した。

ボルヌ仏交通担当相は先月、9月以降は全国で電動キックスケーターの歩道走行を禁止すると発表。違反者には135ユーロ(約1万7000円)の罰金を科す方針を示していた。

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