イスラム冒とくで逆転無罪のパキスタン女性、カナダに到着

冒とく罪で逆転無罪となったパキスタンの女性がカナダに到着した/AP

冒とく罪で逆転無罪となったパキスタンの女性がカナダに到着した/AP

(CNN) パキスタンでイスラム教を冒とくしたとして8年前に死刑を言い渡され、昨年最高裁で無罪となったキリスト教徒の女性が、8日までにカナダに到着した。担当弁護士が明らかにした。

中部パンジャブ州出身のアーシア・ビビさんは昨年10月に無罪を言い渡された後、国内の宗教過激派から繰り返し殺害予告などの脅迫を受けていた。

ビビさんはイスラム教徒の同僚らとの口論で預言者ムハンマドの名を汚したとして、2010年に絞首刑の判決を受けた。

しかし最高裁は昨年の判決で、検察側の証言には一貫性がなく、うそが交じっていたと断定。判事はシェイクスピアの「リア王」を引用し、「(ビビさんは)罪を犯したというより、罪を犯されている者」だと述べた。

逆転無罪の判決に対し、イスラム強硬派の宗教政党TLPが全国で抗議デモを展開した。ビビさんは安全上の懸念から当分の間、同じ刑務所にとどまることを余儀なくされた。その後も家族と離れたまま、国内各地の隠れ家を転々としていた。ビビさんの5人の子どもたちはすでにカナダへ移っていた。

TLPは最高裁による再審理を求めたが、最高裁は今年、無罪判決に問題点はなかったとして請求を退けた。

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