憎しみには笑顔で対抗、イスラム女性の写真が話題に

イスマエルさんがSNSに投稿した写真が話題を呼んでいる/courtesy Shaymaa Ismaa'eel

イスマエルさんがSNSに投稿した写真が話題を呼んでいる/courtesy Shaymaa Ismaa'eel

(CNN) イスラム教や預言者ムハンマドを中傷する看板を掲げ、ヘイトスピーチを連呼する集団をバックに、明るい笑顔で写真に納まったイスラム教の女性の投稿がネットで話題になっている。

シャイマ・イスマエルさん(24)は21日、米首都ワシントンで開かれたイスラム団体の会議に出席、会場前でイスラム教を中傷する集団に遭遇した。

そこでイスマエルさんは、明るい笑顔を見せてこの集団の前にしゃがみ、友人に写真を撮ってもらった。

「彼らの憎しみに、心からの思いやりで対抗したかった」「彼らに私の顔を見てもらいたかった。何もせずに通り過ぎるわけにはいかなかった」。イスマエルさんはインスタグラム経由でCNNにそう語った。

イスマエルさんは自閉症の症状がある子どもたちに接しているセラピスト。インスタグラムに写真を投稿し、預言者ムハンマドの言葉を添えた。「思いやりは信仰の印である。思いやりのない人に信仰はない」

写真はインスタグラムやツイッターで瞬く間に広まり、何十万もの「いいね」が集まった。

イスマエルさんがこの集団に気付いたのは会議2日目の20日だった。ほとんどの人は不快に思いながらも、どう反応していいのか分からなかったという。

翌日もこの集団を見かけたイスマエルさんは、笑顔で近付いて写真を撮った。「私が近付く間も、彼らは大声で憎しみに満ちたスピーチを続けていた。1人は私に向かって直接スピーチを始めた」

投稿が注目を浴びたことで、イスマエルさんの母親は娘の身を案じ、「身の回りに気を付けて」とメッセージを送ってきた。友人や家族はこれまで何度も嫌がらせや差別を経験している。しかし幸いなことに、イスマエルさんは今のところ、今回の投稿に関連した脅迫などは受けていないという。

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