ベネズエラ、コロンビアとの断交を発表 国境で支援物資搬入めぐり衝突

警官隊の前で、国際社会からの救援物資の搬入を求める男性/LUIS ROBAYO/AFP/AFP/Getty Images

警官隊の前で、国際社会からの救援物資の搬入を求める男性/LUIS ROBAYO/AFP/AFP/Getty Images

ベネズエラ・カラカス(CNN) ベネズエラのコロンビア国境で国際社会からの支援物資搬入をめぐって緊張が高まるなか、マドゥロ大統領は23日、コロンビアとの断交を発表した。

首都カラカスでの大規模集会で支持者らに宣言した。コロンビアの外交官に24時間以内の退去を求め、「私の忍耐は尽きた。コロンビア政府の敵対行為をこれ以上容認できない」と述べた。マドゥロ氏はさらに、米国が攻撃を仕掛けてくるならベネズエラ軍が反撃すると警告した。

ベネズエラ北部の国境沿いにあるウレニャでは同日、橋を渡ってコロンビア側の職場へ出勤しようとする労働者らのデモ隊と国家警備隊が衝突。デモ隊の投石に対し、隊員らが催涙ガスやゴム弾を発射した。

現地からの情報によると、両手を上げて部隊に近付いた野党系議員3人が、催涙ガスを浴びて引き返す場面もあった。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルはベネズエラに対し、自国民への武力攻撃は重大な人権法違反であり、国際犯罪だとして攻撃中止を求めた。

ベネズエラ暫定大統領への就任を宣言している野党指導者、グアイド国会議長は23日、コロンビア国境で支援物資を積んだトラックの前に立ち、物資搬入は「人命を救うための平和的努力」だと強調。その後ツイッターを通し、トラックがベネズエラ側に入ったと主張した。

コロンビア移民当局によると、国境ではこの日、ベネズエラ国家警備隊の隊員60人以上が離反してコロンビア側へ逃げ込んだ。グアイド氏はこの動きを歓迎すると述べ、「軍は歴史上の正義に与(くみ)するべきだ」と呼び掛けた。

コロンビアのドゥケ大統領は国境沿いのククタでグアイド氏とともに記者会見し、物資搬入を妨害するのは国際犯罪だと訴えた。

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