イラン西部でM6.3の地震、361人負傷 バグダッドでも揺れ
(CNN) イラン西部のイラクとの国境付近で25日にマグニチュード(M)6.3の地震があり、少なくとも361人が負傷した。政府系のファルス通信が伝えた。
米地質調査所(USGS)によると、震源地はイラン西部ケルマンシャー州サルポル・ザハブから約19.3キロの地点。震源の深さは約9.6キロだった。
ファルス通信によると、農村部などでは建物が損壊したり、民家の壁が崩れ落ちたりする被害が出ている。
国営イラン通信(IRNA)は、驚いて家から飛び出した住民もいると伝えた。
イラクの首都バグダッドでも揺れを感じ、ソーシャルメディアには家具が動いたりシャンデリアが揺れたりする映像が投稿されている。
イランはアラビアプレートとユーラシアプレートの間の大断層上にあり、過去に何度も大地震に見舞われている。