「腐敗警官」102人集め、「殺すぞ」と威嚇 比大統領

ドゥテルテ大統領が重罪犯罪の疑惑をかけられた警察官に対し「殺害する」と脅した/Philippines Presidential Communications Office

ドゥテルテ大統領が重罪犯罪の疑惑をかけられた警察官に対し「殺害する」と脅した/Philippines Presidential Communications Office

(CNN) フィリピンのドゥテルテ大統領は9日までに、重罪犯罪に加担した疑惑で捜査を受けている国家警察の警官102人を大統領府に呼び付け、「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」と威嚇した。

国家警察と国軍の共同記者会見で述べた。地元のCNN系列局「CNNフィリピン」によると、「お前たちがやっているように、人間を殺すのは簡単。後をつけて背中に撃ち、静かに立ち去る」と語った。また、102人は「役立たずで社会への脅威」とも切り捨てた。

さらに、汚れた警官の処罰では「正当な手続き」の主張や人権上の配慮は無視させるとも主張。「このばか者どもが死んだとしても、人権や正当な手続きを叫びながら我々のもとに来ないでくれと警告しておく」とも述べた。

102人はレイプ、拉致、恐喝や薬物密売などへの関与が疑われている。休暇なしの所在不明や職務上の裁判所への連絡事項の無視などの怠慢行為を働いた者も含まれるという。

102人の中には手錠を掛けられた者もいた。大統領府外で立たされていた彼らに対し、ドゥテルテ氏は会見を切り上げる際、「そこにとどまって飢えろ」とも言い放っていたという。

ドゥテルテ氏は約1年前、汚職警官による韓国人ビジネスマンの残忍な殺害疑惑が表面化した後、国家警察の全面的な改革を要求。当時、「悪しき警官のリスト提出」も命じていた。CNNフィリピンによると、今年初期には警察からの腐敗警官の一掃をさらに要求し、幹部は不正や汚職行為とは無縁であるべきだと強調していた。

ドゥテルテ大統領は2016年の就任後、強硬な犯罪や薬物対策を推進。過酷な手段の導入も指摘され、国際社会から非難も浴びている。

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