北朝鮮、ミサイル製造の施設拡張か 米専門家が衛星画像分析

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拡張後の施設の完成図を検分する金正恩朝鮮労働委員長

拡張後の施設の完成図を検分する金正恩朝鮮労働委員長

固体燃料型のミサイルは揮発性の高い液体燃料を使用するミサイルよりも貯蔵や移動を容易に行えるという利点がある。長距離弾道ミサイルを使えば、小型化した核弾頭を数千キロ離れた地点へ撃ち込むことも可能になる。

金委員長は、国外向けに非核化の意思があることを継続的にアピールしている。前述の米朝首脳会談ではトランプ大統領と「朝鮮半島の完全な非核化」を目指すとした合意文書に署名した。

一方で今年の年頭の演説では、国内の研究機関に対し、弾道ミサイルや核兵器の量産に取り組むよう指示。前出のルイス氏は金委員長について「軍備の縮小を一度たりとも命じたことがない」「軍備を縮小するどころか現在も拡張している」と警鐘を鳴らした。

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