パリの「スパイダーマン」初出勤 男児救助で仕事と市民権獲得

まるでスパイダーマン、壁を登って男の子を救出

(CNN) パリの集合住宅でベランダから転落しそうになっていた男の子を救助した移民の男性がパリ消防署に採用され、1日に初出勤した。この男性は、ビルの外壁をベランダ伝いにするするとよじ登る姿をとらえた映像が注目を浴び、「スパイダーマン」と呼ばれて称賛されていた。

スパイダーマンことマムドゥ・ガッサマさん(22)は、西アフリカ・マリの出身で、男の子を救助した功績が認められてフランスの市民権を授与され、消防署に採用された。パリ消防署のツイッターによると、今回はガッサマさんを含む24人を新規に採用したという。

マクロン大統領も、5月の救出劇の後にガッサマさんをエリゼ宮(大統領府)に招き、勇気をたたえて表彰状と勲章を贈呈していた。

CNN系列局のBFMTVによれば、ガッサマさんは近所の飲食店でサッカーの試合を見ていて異変に気付いたといい、「私は子どもが好きなので、目の前でけがをする姿は絶対に見たくなかった」「駆け寄って助ける方法を探し、ビルの前面をよじ登ってバルコニーにたどり着いた」と話していた。

司法関係者によれば、助けられた4歳の男の子の父親は、当時、買い物に出かけていて留守だった。パリ検察によると、父親は育児放棄の疑いで捜査を受け、9月に判決を言い渡される。

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