北朝鮮、核実験場の坑道3カ所を爆破 北部・豊渓里

2018.05.25 Fri posted at 13:34 JST

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北朝鮮・豊渓里(CNN) 北朝鮮は24日、北部・豊渓里(プンゲリ)にある核実験場で少なくとも3つの坑道や観測所、金属工場、宿泊施設を爆破した模様だ。爆破の様子は招待を受けた国際記者団が見守った。

現地入りしたCNN取材班は、第2坑道、第3坑道、第4坑道で爆発が起きるのを約500メートル離れた展望台から目撃した。招かれた記者の数は20人以上に達した。

兵器査察要員や核不拡散の専門家は招待されていない。爆破により坑道が使用不可能な状態になったか、あるいは限定的な損壊にとどまっているのかは不明。

記者団によれば、4つの坑道のうち3つの内部については爆破に先立ち見学を許された。坑道には爆発物が取り付けられていた模様だ。

使用された爆発物の量や種類は公表されていない。現場入りしたCNN記者によれば、爆発物は「サッカーボール」のような大きさと形状で、トンネル内およそ35メートルの距離にわたり並んで取り付けられているのが見えたという。

記者団は一連の爆破を目撃し、終了時には近づいて損壊の様子を確認することも許された。それぞれ坑道は崩落し、がれきが入り口をふさいでいる状況だった。

この数時間後、米ホワイトハウスは米朝首脳会談の中止を発表。トランプ米大統領は金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長宛ての書簡で、「最近の声明で示された大きな怒りやあからさまな敵意」を踏まえると、会談を行うのは不適切だと表明した。

首脳会談中止の報道は、豊渓里から北朝鮮沿岸部・元山(ウォンサン)に戻る列車内の記者団にも届き、衝撃が広がった。同行していた北朝鮮当局者は公式の説明はしなかったものの、すぐに立ち上がって指導部に電話を入れた。気まずく居心地の悪い雰囲気だったという。

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