トランプ氏、仏大統領と会談 イラン核合意を酷評

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トランプ氏が仏大統領と会談

(CNN) トランプ米大統領は24日、国賓として米国を訪れているフランスのマクロン大統領と会談し、主要議題の一つとなったイランとの核合意を「正気ではない」などと改めて批判した。

トランプ氏は、オバマ前政権と英仏独など主要6カ国がイランの制裁解除と引き換えに同国の核開発を制限した合意について、5月12日までに離脱の判断を下す可能性を示唆している。この日も会談の冒頭で、イランの弾道ミサイル開発やテロ支援に対処できない「ばかげた」合意だとこき下ろした。

トランプ氏はさらに、5月12日の期限に自分がどうするかは「だれにも分からない」と述べ、合意はもともと結ぶべきではなかったと批判した。

一方で、合意への残留を促すマクロン氏との間で「相互理解にかなり近付いている」との見方を示し、会談は「大変うまくいった」と語った。

さらに「国家の指導者として柔軟性を示さなければならない」と述べたものの、英仏独がまとめようとしている合意修正案に応じるかどうかについては明言を避けた。

また、イランが核開発を再開するようなことがあれば同国は「かつてないほど大きな問題を抱えることになるだろう」と改めて警告した。

マクロン氏はトランプ氏に「我々の出発点は異なるし、どちらも自分の立場を変えたり成り行きに任せたりするタイプではない」と語り掛けたが、「とはいえ2人きりで大変率直な話し合いができた」とも強調した。

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