名誉法王ベネディクト16世、「家」へ向かう巡礼の途上に

前ローマ法王のベネディクト16世

前ローマ法王のベネディクト16世

(CNN) 高齢のためローマ法王を生前退位して名誉法王となったベネディクト16世(90)が、このほどイタリアの新聞の取材に応じ、異例の談話を発表した。自身の近況について「『家』へ向かう巡礼の途上にいる」と記している。

イタリアのコリエーレ・デラ・セラ紙は、読者から名誉法王の近況を尋ねる声が寄せられたことを受け、ベネディクト16世にコメントを求めていた。

これに応じて発表した談話の中で、ベネディクト16世は、「私の身体的力が次第に衰える中で、内的には『家』へと向かう巡礼の途上にあります」と記した。

ベネディクト16世は2013年にローマ法王を生前退位し、その後はバチカンで静かに暮らしている。

今回公開された談話(原文はイタリア語)の内容は以下の通り。

「私がこの人生の最後の時をどう過ごしているか知りたいと望む大勢の読者によって、私は心を動かされました。私に唯一言えるのは、私の身体的力が次第に衰える中で、内的には『家』へと向かう巡礼の途上にあるということです。時としてやや疲れるこの行程の最後の段階で、このような想像さえしなかった愛と善意に包まれることは、私にとって素晴らしい栄誉です。この意味において、私は読者の方からの質問を、私への寄り添いと受け止めます。ただ感謝するしかありません。あなた方全員のために祈りをささげます」

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