ロシア大統領選、反体制派ナバリヌイ氏の立候補を却下

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アレクセイ・ナバリヌイ氏(中央)がロシア大統領選への立候補届け出を却下された

アレクセイ・ナバリヌイ氏(中央)がロシア大統領選への立候補届け出を却下された

モスクワ(CNN) 来年3月に予定されるロシア大統領選に向け、立候補を表明した反体制活動家、アレクセイ・ナバリヌイ氏の届け出が却下されたことが26日までに分かった。国営RIAノーボスチ通信が伝えた。

同通信によると、中央選管(CEC)はナバリヌイ氏が立候補を届け出た翌日、同氏が横領罪で有罪判決を受けていることを理由に受理を拒否した。

CECのメンバーは、重罪で禁錮刑を言い渡されている市民は大統領に選ばれる資格がないと説明した。

ロシアの法律はもともと、有罪判決を受けた犯罪者が公職に立候補することを禁止している。しかしナバリヌイ氏側は、有罪判決自体が出馬を阻止するための政治的策略だと主張してきた。

ナバリヌイ陣営の報道担当者は25日遅く、CNNとのインタビューで、同氏が異議を申し立てるとの見通しを示した。

プーチン大統領は今月、通算4選を目指して大統領選に立候補すると正式に表明している。

ナバリヌイ氏はCECの決定を受け、有権者らに大統領選のボイコットを呼び掛けた。プーチン氏を決して脅かすことのない候補を、同氏が個人的に選んでいると批判した。

ナバリヌイ氏は2011年の大規模な反政府デモで名を知られるようになり、経済停滞や汚職の横行に強い不満を持つ若者層から広く人気を集めてきた。

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