巡礼地行きの乗合自動車と大型バスが衝突、20人死亡 比

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巡礼者を乗せて走行中に大型バスと衝突したジープニー

巡礼者を乗せて走行中に大型バスと衝突したジープニー

フィリピン・マニラ(CNN) フィリピン北部で25日未明、ジープを改造した小型の乗合自動車(ジープニー)と大型バスとが道路で衝突し、ジープニーの乗客20人が死亡した。乗客らはクリスマスの礼拝を行うため教会に向かう途中だった。

南部での台風27号による被害と合わせ、クリスマスシーズンのフィリピンを災難が相次いで襲った形だ。

事故が起きたのは首都マニラから北へ200キロほどのアグーという街。地元警察がCNNに明らかにしたところによると25日午前3時半ごろ、公営のバスと個人経営のジープニーが衝突した。

ジープニーには29人が乗っており、死亡した20人は全員同車の乗客だった。隣接するパンガシナン州のマナオアッグという街にある教会へ向かっていたところ事故に遭った。

同教会はフィリピンのキリスト教徒の間でよく知られた巡礼地となっている。

警察によればジープニーは、前を走る車を追い越そうとしたところで大型バスと衝突。バスに乗っていた1人も軽いけがをしたという。

フィリピンでは週末にかけ南部のミンダナオ島を台風27号が通過して洪水や土砂崩れなどの被害が出た。当局は少なくとも123人が死亡、159人が行方不明になったとしている。

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