北京幼稚園での虐待、親の「作り話」 警察が発表

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園児が性的虐待を受けたなどとされる事件で、警察は園児の親2人による作り話だったと明らかにした

園児が性的虐待を受けたなどとされる事件で、警察は園児の親2人による作り話だったと明らかにした

北京(CNN) 北京市内の私立幼稚園で園児が薬物を投与され、性的虐待を受けたとされる事件で、警察は28日、虐待は園児の親2人による作り話だったと発表した。

警察によると、1人の父親が自分の子どもに「薬を飲まされた」とうそをつかせた。もう1人の母親は報道陣の前で作り話を披露したが、世間に弁明して謝罪したいと話している。

この母親は、3歳の娘が液体を注射されて服を脱がされたと訴え、夜中に叫び出すようになったなどと語っていた。短文投稿サイトの「微博(ウェイボー)」に投稿されたビデオでも、少なくとも8人の親が子どもの被害を訴えていると話していた。

父母からの訴えを受け、被害を受けたとされる園児を診察した医師や専門家らによると、性的虐待の形跡は見つからなかった。警察は園内の監視カメラで撮影された113時間分の映像も調べたが、虐待行為は映っていなかったという。

この事件では27日までに、女性教員(22)が虐待に関与したとして拘束されていた。虐待に軍要員がかかわったという偽情報を流したとして、もう1人も拘束された。

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