辞任表明のレバノン首相、帰国前にカイロ訪問へ

2017.11.20 Mon posted at 13:06 JST

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(CNN) 訪問先のサウジアラビアで突然辞任を表明し、近日中に帰国するとみられているレバノンのハリリ首相が、21日にエジプトの首都カイロを訪問する見通しとなった。首相府が19日に発表した。同国のシーシ大統領と会談する予定だという。

ハリリ氏は今月4日、サウジの首都リヤドからのテレビ演説で、自らの命が危険にさらされているとして辞任を表明。以来レバノンに戻っておらず、自らの意思に反してサウジ国内で拘束されているのではないかとの臆測が出ていた。

サウジを出国したハリリ氏は18日にフランスに到着。レバノン首都のベイルートへ「数日のうちに入り」、22日に行われる予定の独立記念式典に参加すると発表した。

ハリリ氏の突然の辞任を受け、レバノンは政治的な危機に陥っている。サウジの支援を受ける政権内のグループとイランの支援を受けるイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との間で紛争が起こるとの懸念が浮上しているためだ。

辞任表明後初めてとなる12日のテレビインタビューに答えたハリリ氏は、「まもなく帰国して辞任のために必要な憲法上の手続きを取る」と表明していた。

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