タリバーン、米国防長官狙いロケット弾攻撃 アフガン空港

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ガニ大統領らと会談するためアフガニスタンを電撃訪問したマティス米国防長官(中央)

ガニ大統領らと会談するためアフガニスタンを電撃訪問したマティス米国防長官(中央)

(CNN) アフガニスタンの反政府武装勢力タリバーンは28日までに、首都カブールの国際空港で27日起きたロケット弾などの攻撃に触れ、同日予告なしにアフガン入りしたマティス米国防長官を狙った攻撃であることを認めた。

タリバーンの報道担当者がツイッターで明らかにした。アフガン内務省の報道担当者によると、攻撃はマティス氏の搭乗機が到着した数時間後に発生。ロケット弾などの発射地点は不明だが、空き地に着弾したという。

攻撃発生時、マティス長官と北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は共に空港を離れていた。負傷者はいなかった。

米軍当局者によると、空港に着弾したのは最大40発で、うち29発はロケット弾。この攻撃に用いられた他の兵器は不明。監視塔に向けられて発射されたが、空港南部の地区に着弾したという。

アフガン内務省の報道担当者によると、アフガン軍の特殊部隊がロケット弾などの発射地点と疑う空港近くの民家を捜索したという。

マティス氏のアフガン訪問は、トランプ米大統領が8月下旬に新たなアフガン戦略を発表後、初めてだった。長官はガニ・アフガン大統領らと会談した。

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