政治批判のシンガポール青年、米国への亡命認められ釈放

持ち物を詰めたポリ袋を持ち、友人とともに施設を出るエイモス・イーさん

持ち物を詰めたポリ袋を持ち、友人とともに施設を出るエイモス・イーさん

(CNN) シンガポールで宗教や政治を批判した発言をとがめられて拘束された後、米国へ渡って亡命を申請していたエイモス・イーさんが26日、収容されていた米移民当局の施設から釈放された。

移民判事が今年3月に亡命を認めたのに対し、国土安全保障省が受け入れ反対の立場から異議を申し立てたが、不服審査委員会は移民判事を支持する判断を下した。

エイモスさんはシカゴ中心部の施設に収容されていたが、担当の法律事務所がフェイスブック上で同日、委員会の判断を受けてまもなく釈放されるとの見通しを示していた。

公開された写真には、イーさんが持ち物を詰めたポリ袋を持ち、友人とともに施設を出る姿が写っている。フェイスブックに投稿された写真には「エイモス・イーは自由の身になりました」というコメントが添えられている。

エイモスさんは地元紙シカゴ・トリビューンに「何となくぼう然としている。とても現実離れした感じ」と語った。

イーさんはシンガポールで15年、ユーチューブに投稿した動画の中で故リー・クアンユー元首相を批判したとの理由から53日間収監された。さらに昨年9月にも、ソーシャルメディアへの投稿でキリスト教徒とイスラム教徒の感情を傷付けたなどとして6週間の収監を言い渡された。同12月にビザなしで渡米し、亡命を申請していた。

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