激戦のケニア大統領選が投票日、有権者の長蛇の列

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激戦のケニア大統領選

(CNN) 激戦が予想されるケニア大統領選は8日に投票日を迎え、早朝から各地の投票所に長い列ができた。

大統領選には8人が立候補しているが、再選を目指すケニヤッタ大統領(55)と野党連合のオディンガ元首相(72)による事実上の一騎打ちとなっている。過去3人の大統領は全員が2期以上の任期を務めた。

選管の報道担当者によると、投票率は非常に高くなる見通しだ。

ケニヤッタ氏とオディンガ氏の父はそれぞれ初代の大統領、副大統領として独立直後のケニアを率いた。

オディンガ氏は2008~13年に首相を務めた経歴を持ち、大統領選に立候補するのは4回目。ケニヤッタ氏とは13年の大統領選でも対決し、小差で敗れた。オディンガ氏はこの結果を受けてケニヤッタ陣営による不正を主張したが、最高裁はこの訴えを退けた。

オディンガ氏は今回も、ケニヤッタ氏が不正操作を図っていると主張する。これに対してケニヤッタ氏は、オディンガ氏が国を分断しようとしていると非難してきた。

8日の投票ではいずれかの候補が全体の過半数の票を確保し、さらに47郡のうち半分以上で得票率が25%以上となった場合に当選が決まる。基準に達した候補者がいない場合は、同国史上初の決選投票が実施される。

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