仏大統領、夫人への「ファーストレディー」待遇で反発招く

2017.08.08 Tue posted at 12:22 JST

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(CNN) 今年5月に就任したマクロン仏大統領の夫人ブリジットさんに、公費で専属スタッフを付けられるなど正式な「ファーストレディー」としての役割を認めるとの決定に対し、強い反発を示す署名運動が起きている。

仏大統領の配偶者は憲法で公的な地位を明示されていない。マクロン氏は大統領選で、夫人の役割に公費を使うことはないと約束していた。

ブリジットさんの待遇に抗議する請願書には、これまでに約20万人から署名が集まった。

請願書は、ブリジットさんに現在、秘書や警備要員を含め数人のチームが付いていることを指摘。「これで十分だ」「国民の代表を選ぶのは国民だけだ」と主張している。

マクロン氏は一方で、国会議員が家族をスタッフとして雇うことを禁止する法案の成立を目指している。違反者には罰金や禁錮刑を科すこともあるという内容だ。

大統領選で右派候補フィヨン氏による家族への不正給与疑惑が問題になったことなどを受けた動きだが、野党からはブリジットさんの待遇との矛盾を指摘する声が上がっている。

マクロン政権では発足早々、主要閣僚が身内絡みの不祥事などで相次ぎ辞任。マクロン氏自身の支持率も下降線をたどっている。

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