中国海軍、新型の電子偵察船を配備 異例の公表

2017.01.14 Sat posted at 17:01 JST

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(CNN) 中国紙「チャイナ・デーリー」は14日までに、中国海軍が新型の電子偵察船を今週前半、同国東部の青島港で就役させたと伝えた。

中国海軍が情報収集艦の配備などの情報を公表するのはまれとも報じた。就役したのは「Kaiyangxing」で、性能の詳細は不明だが、時速37キロでの航行が可能としている。中国海軍が保持する電子偵察船は計6隻とも伝えた。

Kaiyangxingが作戦遂行に当たる海域などは不明。

シンガポールの南洋工科大学の国際問題専攻の研究員は、同艦船の配備が今回明らかにされた背景には地政学的に2つの要因が絡むと分析。軍事力増強についての透明性を打ち出す狙いと、想定する敵対勢力への抑止力を図る思惑があるとしている。

また、係争海域における海軍活動を強化する米国などに対し中国軍は監視能力を有しているとのメッセージを伝える意味合いもあると付け加えた。ただ、同電子偵察船は戦闘艦船でないため他の戦力による防護がない場合、脆(もろ)さを示すとも述べた。

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