韓国、北朝鮮の戦闘訓練を非難 「子どもじみた行為」

北朝鮮が戦闘訓練、標的は「青瓦台」

韓国・ソウル(CNN) 韓国統一省報道官は12日の定例記者会見で、北朝鮮が韓国に対する攻撃を想定した軍事訓練を実施したとして強く非難した。

国営メディアの報道によると、北朝鮮では11日に金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の指導の下、特殊部隊が戦闘訓練を行った。

朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は攻撃目標として、韓国の青瓦台の模型と思われる写真を掲載。朝鮮中央通信(KCNA)によれば、金委員長は演習を評価して「よくやった。敵の部隊は反撃するどころか身を隠す場所もなくなる」と語ったとされる。

KCNAによると、金委員長は韓国に対する「ゲリラ戦争」型の侵攻について、「兵士が朝鮮半島南部を舞台とする大胆な戦闘行動を実行すれば、実際の戦闘を想定した状況の下で、行進、射撃、水泳、自然障害物の克服および戦場における作戦実行能力の獲得のための集中的な訓練を実施すべきだ」と助言したという。

これについて韓国統一省の報道官は12日、「我が国の国内情勢に比べて、北朝鮮の体制に揺るぎがないことを示すための子どもじみた行為」と指摘。「金正恩は11月以来、継続的に部隊を訪れ、そのために緊張が高まっている」として非難した。

韓国では国会で9日、朴槿恵(パククネ)大統領の弾劾(だんがい)を求める議案が可決され、政治的混乱が深まっている。政府は北朝鮮がこの混乱に便乗する事態を警戒。黄教安(ファンギョアン)大統領代行は韓民求(ハンミング)国防相との電話会談で、北朝鮮が政治的混乱に乗じて韓国をかき乱そうとする恐れもあるとして、軍に警戒を怠らないよう指示した。

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