トルコ軍、ISIS支配下の町を攻撃 シリア国境沿い

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これに対してトルコのチャブシオール外相は22日、「国境地帯からISISを完全に追放しなければならない」と宣言した。軍は21日以降、同じガズィアンテプ県にあるカルカミスの住宅地を迫撃砲で攻撃。さらにシリア側の標的に対しても攻撃を繰り返している。

トルコ軍は22日、シリア北部マンビジの北方で、シリアのクルド人民兵組織「人民防衛隊(YPG)」の部隊にも砲撃を加えた。マンビジはジャラブルスから南へ約40キロ離れた要衝。クルド人主体の部隊が先月、ISISからの奪還を宣言した。

トルコ軍とYPGはともにISISという共通の敵と戦っている。しかしトルコ当局は、YPGがトルコの非合法クルド人武装組織「クルディスタン労働者党(PKK)」とつながっているとして敵視し、自国側へ入り込むことを断固阻止する構えを示している。

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