ISIS、イラクやシリアでは「敗走状態」 米国務長官

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ISISが異なる方向へと適応しているとの見方も

ISISが異なる方向へと適応しているとの見方も

現地への米軍増派については、議会にその意向が全くみられなかったとする一方、世論に変化があれば政権としては耳を傾けると述べて、今後の可能性に含みを持たせた。

一方で米情報当局者らは、ケリー氏と異なる見解を示している。ある政府高官がCNNに語ったところによると、ISISの拠点で最近行った捜索などから、組織の構造やシリア、イラク以外の地域での攻撃計画について、より詳しいことが分かってきた。

ISISが世界各地の空港や商業地区など、市民が集まる「ソフトターゲット」を狙う計画を進めていることは以前から知られていた。ただ同高官によれば、最近の攻撃を未然に阻止できるような、はっきりとした情報はなかったという。

この高官は、ISISが今後もソフトターゲットを狙い続けるとの見通しを示したうえで、「これはISISが弱体化したり、苦し紛れの境地に陥ったりしていることを示す兆候ではない。今までとは異なる方向へ適応しているということだ」と述べた。

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