日本初のステルス機「X2」、飛行実験に成功

ステルス機が試験飛行に成功

(CNN) 日本は22日、初のステルス実証機「X2」の飛行実験を成功させ、高度な技術が要求されるステルス機の保有国に仲間入りした。

製造に当たった三菱重工業によると、搭乗したテストパイロットは「非常に安定した飛行だった」と感想を述べた。

X2は赤と白に塗られた双発機。愛知県営名古屋空港から出発して上昇、下降、旋回などさまざまな操作を試した後、航空自衛隊岐阜基地に着陸した。

中国が国防予算を今年も7.6%増額するなど軍事力を誇示し続けるなか、日本が防衛面でまたひとつ自己主張を強めた例といえる。

中国も次世代ステルス戦闘機「FC―31」を保有しているが、その技術の詳細はあまり知られていない。現在開発中の「J―20」戦闘機もステルス性能を持つとされ、2018年までに運用開始となる見通しだ。

朝鮮半島の緊張や南アジアから北東アジアにかけての領有問題など、懸念材料の多いアジア・太平洋地域の安保情勢は、これを機に一層複雑化するとみられる。米軍が同地域に配置する主要基地の多くが日本に集中していることにも留意する必要がある。

ステルス機は敵による探知を防ぐため、レーダーの電波を吸収したり反射したりするよう設計されている。数十年前に米国で初めて実用化されたが、開発には今も高い技術力が求められる。

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