米空港の保安検査、汗で身体検査される場合も その理由は?

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ロナルド・レーガン・ナショナル空港にあるTSAの保安検査場/Kent Nishimura/Getty Images

ロナルド・レーガン・ナショナル空港にあるTSAの保安検査場/Kent Nishimura/Getty Images

(CNN) このところ猛暑が続く米国と欧州。だが、こうした暑さにはあまり知られていない「副作用」がひとつある。

大量に汗をかくと、空港の保安検査場で身体検査をされるケースがあるのだ。特に、下着に汗がたまっている場合は問題になる。

検査装置が反応して、警備員から探知棒で体をなぞられた経験はないだろうか。その原因は湿気だったのかもしれない。

理由を説明してもらうため、取材班は米運輸保安庁(TSA)に話を聴いた。

報道官は「人の体から出る水分は衣服の密度を変化させることがある。このため、汗が原因で我々の高度な画像処理技術(AIT)の警報が鳴る可能性はありうる」と説明する。

「これが起きた場合、乗客はAITが反応した部位の身体検査など、追加スクリーニングを受ける必要が出てくるかもしれない」

汗の有無にかかわらず、TSAの列の動きは今後わずかに早くなる見通しだ。TSAは8日、空港の保安検査場で全乗客に課していた靴を脱ぐ義務を廃止したためだ。

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