包囲され孤立した町、4万人に飢えの危機 シリア

マダヤでは食料が手に入りにくくなり、住民が窮状を訴えているという

マダヤでは食料が手に入りにくくなり、住民が窮状を訴えているという

(CNN) 約5年にわたって内戦が続くシリアで、政府軍などに包囲されて孤立した町の住民が飢餓にさらされ、窮状を伝える映像や餓死したとされる住民の写真などが相次いでインターネットに投稿されている。

住民は国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの調査に対し、木の葉を煮て食べているなどと証言した。冬になって木の葉さえなくなり、事態は一層の深刻化が予想される。

首都ダマスカスから約50キロ北西部の町マダヤ(人口4万人)はシリア政府軍や武装勢力に包囲され、昨年7月以来、孤立状態が続く。

国連の世界食糧計画(WFP)や国際赤十字、シリア・アラブ赤新月社は早ければ数日中に、4万人分の援助物資を届ける計画を明らかにした。

しかしアムネスティの担当者は、「この恐ろしい飢餓は氷山の一角にすぎない。シリア政府と武装勢力の両方が飢餓を戦争のために利用し、全土で国民が飢えに苦しみながら死んでいっている」と指摘する。

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