ロシア旅行会社、内戦のシリア観光を企画 「前線」見学も

シリアのアサド大統領の名を冠した同国への観光ツアーをロシア企業が企画

シリアのアサド大統領の名を冠した同国への観光ツアーをロシア企業が企画

(CNN) 英紙デーリー・メールなどは24日までに、ロシアの旅行会社が内戦下にあるシリアへの「観光ツアー」を企画し、来年開始するためロシア連邦政府の観光局に事業認可を申請したと報じた。

シリアのアサド大統領の名前にちなむ「アサド・ツアーズ」とする旅行日程は4〜5日間で、内戦の「前線」見学も盛り込まれている。費用は約1500米ドル(約18万円)で、航空便、宿泊、食事や引率ガイドの費用も含まれる。ただ、生命保険料などは除外されている。

このツアーを企画しているのは「メガポリス」社。デーリー・メールによると、同社の認可申請を手伝っている別のロシア企業の社長は「人々は自らの面前で展開しつつある歴史誕生の目撃に好奇心を抱いている」と指摘。前線見学については「最も近くても1キロ手前にとどめる。それ以上近づかなければ安全。観光客に武器を与えることは決してしない」と主張している。

ツアーの参加者は30〜45歳で、教育を受けて知性的な階層であり、職業的には貿易業者や企業幹部と見込んでいる。「彼らは新たに政治的な不安定な地域への興味を持っている」と述べた。「正気ではない参加者が何人集まるだろうかと尋ねるかもしれないが、全ての観光客は正気ではない」との持論を続け、「観光客はテレビで無料で見られる事柄にお金を支払う」と主張した。

また、ロシア紙ノーバヤ・ガゼータの取材に応じ、多数のシリア人がロシアの大学で学び、ロシア語の会話には不自由しないとし、観光客は通訳に困ることはないとも説明した。シリアには現在、ロシア軍部隊が派遣されており、シリア人はロシア人に慣れているとも述べた。

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