ジンバブエ、人気ライオン殺害の医師を訴追せず 

殺されたライオンの「セシル」

殺されたライオンの「セシル」

(CNN) シンバブエ当局は12日、同国のワンゲ国立公園で人気を集めていたライオン「セシル」を7月に殺した狩猟愛好家の米国人歯科医、ウォルター・パーマー氏について、訴追しない方針を明らかにした。

同国のオパ・ムチングリ環境・水・気候相は、セシルの死に関してはすでに多くの注目が集まっていると指摘。「もし彼と話すことがあれば、ここでは旅行客は歓迎だと伝えてほしい」「ただし、狩猟はだめだ」と述べた。

ジンバブエの野生保護団体によると、セシルはハンターによって公園外に誘い出され、矢で打たれた。その後40時間生きていたが、ハンターに居場所を見つけられ、銃で撃たれ死んだ。頭部を切断され皮もはがれたという。

ライオンにはオックスフォード大の研究プロジェクトでGPS首輪が装着されていたが、ハンターはこれも破壊しようとしていたとみられる。

パーマー氏はAP通信の取材で、セシルの首輪はたてがみに隠れて見えなかったと発言。また首輪のあるライオンを殺すこと自体は違法ではないとの見解も示していた。

事件の発覚後、パーマー氏と家族は脅迫を受けてきたほか、ミネソタ州ブルーミントンにある診療所にも抗議者が押し寄せるなど、世界中で抗議運動が展開していた。その影響でパーマー氏は診療所を一時閉鎖していたが、先月、仕事に復帰していた。

本件ではジンバブエ人2人が密猟容疑で訴追されている。当局はパーマー氏も訴追するため、米国からの身柄の移送を求めていた。

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