NZ、イラクに非戦闘要員を派遣へ ISISの脅威に対抗

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ニュージーランドのキー首相。同国はイラクへの非戦闘要員の派遣を決めた

ニュージーランドのキー首相。同国はイラクへの非戦闘要員の派遣を決めた

(CNN) ニュージーランドのキー首相は23日、イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の脅威に対応するため、イラクに軍要員143人を派遣すると表明した。ただ、野党からは反対の声もあがっている。

ニュージーランドの部隊は5月から2年間、イラクの首都バグダッド北郊のタジ基地に滞在して同国の治安部隊を訓練する予定。兵士らは訓練部隊の警護に当たるという。

キー首相は、ISISの脅威は中東にとどまらず、世界各地へ及んでいると指摘。ニュージーランドには国際的な法秩序の維持に協力する義務があると述べた。

首相は声明で「ニュージーランドから世界各地へ渡航する国民は多く、わが国もISISの脅威を免れない。ISISの非道な行為に対して約62カ国が結束し、共闘態勢を組んでいる」と語った。

これに対して野党から、議会で採決にかけるべきだったとの意見が相次いだ。

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