ミャンマーで軍と少数民族が衝突、兵士47人死亡

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(CNN) ミャンマー北部で今週、少数民族コーカン出身の武装勢力と政府軍が数日間に渡って衝突し、政府軍の兵士47人が死亡、数十人が負傷した。国営紙が13日に伝えた。

戦闘は9日、中国との国境付近の町ラオカイで始まったという。国営紙は、9日から12日までの戦闘で政府軍の兵士73人が負傷したとしているが、武装勢力や市民の死傷者については触れていない。

また、地元メディアによると、今回の政府軍との戦闘で、少なくとも他の2つの武装勢力の戦闘員がコーカンの武装勢力に加担したという。

国営紙は、「(コーカンの武装勢力は)対空機関銃など多くの重火器を駆使し、軍事的駆け引きにも長けていた」としている。一方、政府軍は、コーカンの武装勢力がラオカイを掌握するのを阻止するために空爆を行ったという。

CNNはまだ、これらの報道の真偽を確認できておらず、武装勢力の代表にも連絡が取れていない。

また中国外務省は10日、ラオカイで今週起こった衝突により、地元住民の一部が国境を越え、中国雲南省に避難したと発表した。

ミャンマーでは複数の少数民族が自治の拡大を求めている。ミャンマー政府は和平協定の締結を求めているが、政府軍と武装勢力との紛争は長期化しており、依然として各地で衝突が続いている。

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