ミャンマー、ロヒンギャ族への投票権付与を撤回

(CNN) ミャンマー政府はイスラム教徒の少数民族ロヒンギャ族に対し、国民投票の投票権を与える方針を1日で撤回した。

仏教徒が多数派を占めるミャンマーで、ロヒンギャ族の人口は約130万人にすぎない。彼らは隣国バングラデシュからの不法入国者として扱われ、さまざまな差別を受けてきた。

今月10日、ロヒンギャ族であっても「ホワイトカード」(暫定的な身分証明書)を発給されている一部の人に限り、憲法改正のための国民投票の投票権を与えるとする法律が成立。

ところが翌11日、首都ヤンゴンでは多くの仏教僧も参加して、この条文の撤廃を求めるデモが起きた。

国営新聞によれば同日夕、テインセイン大統領はホワイトカードは3月末に失効するとの声明を出した。投票権も与えられないことになる。ただし失効後2カ月以内にカードを返還すれば、当局が市民権について審査を行うという。国連は12月、ロヒンギャ族が市民権を取得する道を作るようミャンマー政府に求める決議を可決している。

ミャンマーでは10~11月に総選挙が予定されており、これに先だって憲法改正に必要な国民投票を行うことになっている。

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