イラク過激派が少数派の村襲撃、女性100人以上拉致 地元当局

イラク過激派が少数派の村襲撃

イラク・ザーホー(CNN) イラク北部で勢力を拡大しているイスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国(旧イラク・シリア・イスラム国=ISIS)」の兵士が15日、イラク北部のクルド系少数宗派ヤジディ教徒の村を襲撃し、少なくとも80人の男性を殺害、100人以上の女性を拉致した。地元当局が明らかにした。

この一報が入る前日の14日、オバマ米大統領は、数万人のヤジディ教徒がISISに包囲され、山中で身動きの取れない状況に置かれていたが、米軍の空爆が奏功し、その状況は解消されたと発表したばかりだった。

襲われた村は、イラク北部シンジャルの南約20キロに位置する。クルド自治政府当局者やヤジディ教の指導者によると、ISISの兵士らはその村を数日間包囲した後、襲撃したという。

また同当局者は、女性たちは、ISISの支配下にある北部の都市モスルとタル・アファルに連れて行かれたとしている。

この殺害や誘拐についてはまだ確認は取れていないが、これまでISISに襲撃された少数民族コミュニティの生存者の証言と状況が似ている。

国連の推計によると、ISISが6月にシリアから国境を越えてイラクに侵入して以来、ヤジディ教徒を含め40万人の人々が自宅を追われ、そのうち20万人以上が、ここ数週間にイラク北部ドホークに流入した。ISISがヤジディ教徒、キリスト教徒、クルド人、シーア派に対する襲撃を開始して以来、避難民キャンプの人口は増え続けている。

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