7歳児が「人間の頭部」掲げる、過激派の父親に非難集中

(CNN) インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」に、7歳のオーストラリア人少年が両手で人間の頭部を掲げた写真と、「よくやった」という父親のコメントが掲載され、国内外で衝撃を呼んでいる。

報道によると、写真はイスラム過激派の支配下にあるシリア北部の都市、ラッカで撮影された。テロ罪で服役した前歴を持つオーストラリア人の父親が、息子を連れて戦闘に参加しているとみられる。

オーストラリアの大ムフティ(イスラム法最高権威者)、イブラヒム・アブ・モハメド師は12日、CNNにあてた声明で「過激派がイスラム教を犯罪や残虐行為の隠れみのにすることは遺憾の極みだ」と述べた。

オーストラリアを訪問しているケリー米国務長官は、ビショップ豪外相との共同会見でこの写真に言及。「今までに見たこともないほどひどい、グロテスクな写真だ」と非難し、「この少年は本来、学校に行って勉強したり友だちと遊んだりしているはず。戦場で頭部を持たせるようなことをしてはならない」と述べた。

ビショップ外相も「オーストラリアから相当数の国民がイラクやシリアへ渡り、過激派に加わっている」と懸念を示し、「かれらは帰国してさらにテロ活動を続ける恐れがある」と語った。

少年の父親は1981年、レバノン出身の両親の間に生まれた。父親との暴力が絶えず、学校から退学処分を受けた。薬物乱用の末に統合失調症を発症。2005年にテロを計画した疑いで逮捕され、症状が改善した09年に禁錮刑を言い渡された。判決の時点で妻との間に4人の子どもがいたことが分かっている。

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